【女医が実際にやってみた】一日一食を4ヶ月間実践した感想
【女医が実際にやってみた】一日一食を4ヶ月間実践した感想
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現役医師として働いています。
心と体の健康について、そして人生について考えるのが大好きです。
現場から見えてくること、たくさんの情報の中から行き着いた個人的な考えをシェアする場にしたいと考えています。
訪れて下さった皆さまが少しでもかるーくゆるーく生きる助けになれば幸いです。
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おはようございます!
Dr.Amyえいみーです😊
今日は、一時期流行った、一日一食を4ヶ月間実践してみた結果、得られたメリットデメリットをシェアします!
https://www.amazon.co.jp/「空腹」が人を健康にする-南雲吉則/dp/4763132024
「一日一食」の概要
この健康法の要点は、空腹の時間を長くすることで、若返り遺伝子が活性化する!ということ。
その結果として、肌が若返り、適正体重になる、という嬉しい効果がついてくる、というもの。
医師である私が一日一食を試してみた理由
それは、患者さんの状態やその日の忙しさによって、昼食の時間が大幅にずれることがストレスだったから。
人間にとって、いつ次の食事が食べられるかわからない、というのは結構なストレスなんだなぁと実感した次第であります、はい(笑)
いつお昼ご飯にありつけるんだー!とイライラするくらいなら、いっそのことお昼ご飯は初めから食べないことにした方がいいのではないか?
そういう単純な理由です😅
どうやって一食に減らせたか?
後日改めて書こうと思いますが、この時期には、ワケあって、肉やお米を食べない生活をしていたんですね。
それで、全体的な食事量も減っていました。
ですから、私の場合はお昼を抜くのは自然に出来ました。
もしも、一日3食がっつり食べている方ならば、数ヶ月かけて減らしていく必要があるかと思います。
一食は何を食べていたか?
私の場合は仕事が終わったあとの夕食に好きなものを食べていました。
特にこれといった制限もせず、週1くらいでカツサンドとかも食べていました(笑)
初めは空腹感が強かった
初めは、お腹が減って減って仕方なかったので、糖分のある飲み物をちみちみと摂取して血糖値を上げていました。
(今考えると、食事を抜いて甘い飲み物飲むって、不健康のカタマリですが。。)
ですが、2ヶ月くらい経過すると、そういったものも要らなくなってきました。
得られたことは、無駄食いがなくなったこと
不思議なもので、空腹を我慢していると、しょーもないものでその空腹を紛らわすことがシャクになってきます(笑)
せっかくここまで我慢してお腹空かせたのだから、お菓子ではなくてちゃんとしたご飯でお腹を満たしたい!
と自然に思うようになりました。
仕事も捗る!
最初の動機であった、いつやってくるかわからないお昼ご飯タイムに翻弄されることはなくなり、
目の前の仕事に集中出来るようになりました。
これは大きなメリット!
睡眠時間が減った!
同時に得られた大きなメリットがこれ。
私はもともと8時間くらいは寝ないと疲れがたまってくるタイプです。
しかし、食事を減らすと、その分睡眠時間も短くて済むようになりました。
最終的に、4.5時間くらいの睡眠で足りるようになりました。
一説によると、一食あたり睡眠時間は3時間必要とのことです。
つまり、3食食べる人は9時間寝る、1食の人は3時間で足りる。
極論ではありますが、私個人の人体実験の結果、一理ある数字です。
何よりお金と時間の節約になる
何より、食べない分、スーパーに行かなくていいのです。
そして料理の時間も要らない、何食べようかなぁと妄想する時間も要らない、
生活が非常に効率的でシンプルになりました。
さて、気になる体重は?
体重は、4ヶ月で2kgほど自然に落ちました。
ただし、当時は体重しか測っていなかったため、脂肪が落ちたのか筋肉が落ちたのかは不明です。
体重についてはこちらの記事も!
https://crystalcrystal12345.hatenablog.com/entry/2019/05/12/085648
最大のデメリット。食事も文化であるということ
一人で生きていくならこの生活も悪くないなと感じましたが、
なんせ、食事というのは、人間社会の多くを占める大切な文化です。
人と会うときは、たいてい食事がセットです。
美味しいものを好きな友達、家族、恋人と一緒に食べることは幸せなことです。
一日一食だと、ちょっと飲み会やらランチ会が続いただけで食傷気味になります。
楽しいはずの食事がややストレスフルになってしまいます。
そして気になる若返り効果は?
残念ながら、4ヶ月ではあまり実感出来ませんでした。
もともとの食生活がかなり乱れている方は変化がわかりやすいかもしれません。
私の一日一食生活の終焉…
一日一食生活も4ヶ月経過したところで、職場環境が変わりました。
職場の人とランチに行くようになり、私の一日一食生活はあっけなく終焉を迎えました。
まとめ
私が一日一食で得られたメリットは、仕事が捗ること、睡眠時間が少なくて済んだことでした。
人生の中でやりたいことを達成するために、集中力と時間が欲しい方にオススメです。
しかし、食事も生活の一部として楽しみたい、そんな方は挫折するかもしれません。
一日一食スタイルが合っていそうだという方はぜひお試しあれ!
では、今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ご意見ご感想ある方はコメント欄に書いて頂けると嬉しいです!
Dr.Amy